民執・民保をしっかり学べは、民法・民事訴訟法がよく分かる。
元裁判官・元法科大学院教授の和田先生が講義。
法律初学者にとって民事執行法・民事保全法は優れて実務的・技術的なため、その学習は敬遠されがちですが、広義の民事訴訟法の最終目的である「権利の実現」に関わる法です。狭義の民事訴訟法の重要論点や議論の実益を理解する上でその学習は不可欠です。
また、法科大学院での学習、期末試験対策はもちろんのこと、民事実務を意識して出題される新司法試験や司法試験予備試験でも、民事執行法・保全法の基礎的な理解は当然の前提とされます。
そこで、初学者向け入門書である「基礎からわかる民事執行法・民事保全法」(第2版)の著者である和田吉弘先生に同書を基に民事執行法・民事保全法をご講義いただきます。
初中級者でも無理なく理解。
設問を検討することで、応用的学習も。
本講座では、民事執行法・民事保全法を初めて学習する方を対象に民法や民事訴訟法との関係を確認しながら講義を進めていただきます。和田先生ならではの、各法にまたがる立体的な講義は独習では得にくい新しい視点を与えていただけることでしょう。また講義の中で短答式の過去問等も含め適宜設問を出していただきますので、受身にならず主体的に頭を使って講義に参加できます。本に書かれた知識の応用の仕方等、実務まで活きる応用力を本講座で学んでください。
(2010年実施講座)
【講師】和田吉弘
【時間】15
【教材】●和田吉弘著「基礎からわかる民事執行法・民事保全法【第2版】」(弘文堂)
※各自ご用意下さい。
●講師オリジナル設問
●講師セレクト新司短答本試験過去問