※本講座は2018/11/26 までに収録されたものです。
準備書面に記載すべき内容を答案用紙1頁程度の分量で記載しなさい。
(司法試験予備試験の法律実務基礎科目(民事)の最終設問では上記のような問題が出題されます。ここでは、尋問の結果を踏まえて、書証と供述の証拠評価を伴う主張が求められ、実務的な感覚が問われるものとなっています。)
準備書面に記載すべき内容を考えることに慣れていない受験生にとって本問題は難解
しかし対策として実際の事件を第1回口頭弁論から判決言渡しまでを全て傍聴した上、全ての記録を読むことは時間のない予備試験受験生にとって困難です。
・書証& 尋問調書を踏まえた事実認定と証拠評価のあり方を理解
・出題趣旨・再現答案を検討し記述方法を学ぶ
講座では、民事訴訟第一審手続きの解説末尾の記録部分を用いて、実際の訴訟の流れをつかんだ上で、準備書面に記載される内容を解説します。また、書証と尋問調書を踏まえた事実認定と証拠評価の在り方についても解説します。その上で、実際の司法試験予備試験の法律実務基礎科目(民事)の「準備書面」問題に対してどのように記述するかを出題趣旨と再現答案を検討しながら解説していきます。
<講師メッセージ>
近年の民事実務基礎では、保全、要件事実、準備書面記載というのが定番になってきています。準備書面問題についても対策が必要ですが、対策講座がなく、どのように対策をしたらわからない状況だったと思います。私は民事立会書記官として、実際の口頭弁論に立ち会い、判決草稿のチェックを行っていました。そのような事務を通じ、裁判官の事実認定及び証拠評価を間近で見ることができました。その経験を皆様にお伝えし、予備試験合格につなげていただきたいと思います。
<講師プロフィール>
平成17年 大阪大学法学部卒業
平成20年 国家公務員?種試験合格、裁判所事務官?種試験合格、
平成21年 裁判所事務官(最高裁事務総局民事局)
平成23年 名古屋地裁民事立会書記官として任官
平成25年 名古屋家裁家事調停
同 年 名古屋家裁後見センター
平成26年~現在 大手学習塾で中学受験算数を担当する。
【講師】2018年司法試験合格者
【時間】2
【教材】・講師オリジナルレジュメ
【別売教材】
「四訂 民事訴訟第一審手続の解説」(法曹会)